睡眠時無呼吸症候群とは?

      2026/07/30

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは?放置するとどんなリスクがあるのか

堺市西区・諏訪ノ森歯科・矯正歯科|高村惣裕 院長 監修

Q. 睡眠時無呼吸症候群とは、どんな病気ですか?

睡眠中にくり返し呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。多くは、のどの空気の通り道がふさがって起こります。本人は気づきにくい一方で、放っておくと高血圧・心臓病・脳卒中・糖尿病などのリスクを高め、日中の強い眠気から事故につながることもある、軽くみてはいけない病気です。

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は、英語の頭文字をとって「SAS(サス)」とも呼ばれます。眠っている間に呼吸が止まる(無呼吸)、または呼吸が浅くなる(低呼吸)状態が、くり返し起こる病気です。一般的には、10秒以上の呼吸の停止が、睡眠中に何度も起こる状態を指します。

最も多いのは、のどの奥の空気の通り道(気道)が、睡眠中にふさがってしまうタイプです。あお向けで寝たときに舌のつけ根が落ち込んだり、のどの脂肪や扁桃が気道を狭めたりすることで起こります。

こんなサインに心当たりはありませんか

本人は眠っているため気づきにくいのが、この病気のやっかいなところです。次のようなサインがあれば、睡眠時無呼吸症候群が隠れているかもしれません。

  • 大きないびきをかく、いびきが止まって急に「グッ」と再開する
  • 寝ている間に呼吸が止まっていると、家族に指摘された
  • 朝、しっかり寝たはずなのに疲れが残っている
  • 起きたときに頭が重い、頭痛がする
  • 日中に強い眠気があり、会議中や運転中にうとうとしてしまう
  • 夜中に何度も目が覚める、トイレに起きる

いびきや日中の眠気を「体質」「疲れのせい」と片づけてしまう方は少なくありません。しかしその裏に、睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。

放置すると、なぜ危険なのか

睡眠時無呼吸症候群を放っておくと、眠っている間ずっと体が酸素不足の状態にさらされます。これが全身に負担をかけ、さまざまな病気のリスクを高めることがわかっています。

1. 全身の病気のリスクが高まる

睡眠中に何度も酸素が不足すると、心臓や血管に大きな負担がかかります。その結果、高血圧・心臓病(心筋梗塞など)・脳卒中・糖尿病といった病気のリスクが高まることが、多くの研究で指摘されています。睡眠時無呼吸症候群は、お口や眠りだけの問題ではなく、命にかかわる全身の病気とつながっているのです。

2. 日中の眠気が、事故につながる

夜にしっかり休めていないため、日中に強い眠気が出ます。仕事の効率が落ちるだけでなく、運転中の居眠りによる交通事故の原因にもなります。自分だけでなく、まわりの人を危険にさらすことにもなりかねません。

3. 毎日の生活の質が下がる

ぐっすり眠れない日が続くと、疲れが取れず、集中力や気力も低下します。「なんとなく毎日だるい」「やる気が出ない」——その不調の原因が、実は睡眠時無呼吸症候群だった、ということもあります。

歯科だからこそ、気づけることがあります

睡眠時無呼吸症候群は、お口やのどの形と深く関わっています。だからこそ、お口の中を日常的に診ている歯科は、そのサインに気づきやすい立場にあります。また、軽症から中等症の方には、歯科で作る専用のマウスピース(口腔内装置)で気道を確保し、いびきや無呼吸をやわらげる治療が選択肢になることもあります。

「ただのいびき」と思っていたものが、全身の健康を左右する病気のサインであることは少なくありません。気になる症状があれば、どうか我慢したり放っておいたりせず、一度ご相談ください。早く気づくことが、ご自身とご家族を守る一番の近道です。

よくあるご質問

Q. いびきがあるだけでも、診てもらえますか?
はい。いびきは睡眠時無呼吸症候群の代表的なサインのひとつです。気になる症状があれば、まずはお気軽にご相談ください。状態に応じて、必要な検査や専門の医療機関のご案内も行います。
Q. 検査はどこで受けるのですか?
睡眠時無呼吸症候群の診断には、睡眠中の呼吸や酸素の状態を調べる検査が必要です。当院では症状をうかがった上で、適切な検査や医療機関へとおつなぎします。診断結果に応じて、歯科で対応できる治療をご提案します。
Q. 治療にはどんな方法がありますか?
重症度によって変わります。軽症から中等症では、歯科で作るマウスピース(口腔内装置)が有効なことがあります。中等症から重症では、CPAP(シーパップ)という機器を使う治療が標準的です。一人ひとりの状態に合わせて、適した方法を選びます。
高村
監修:高村 惣裕(たかむら のぶひろ)
医療法人恵典会 諏訪ノ森歯科・矯正歯科 理事長。堺市西区を拠点に、お口の健康を入り口として、いびき・睡眠時無呼吸症候群など全身の健康にもつながる診療に取り組む。一人ひとりの主訴の奥にある本当の願いに向き合うことを大切にしている。

いびき・日中の眠気が気になったら

「ただのいびき」と思わず、一度ご相談を。早めの気づきが健康を守ります。

諏訪ノ森歯科・矯正歯科|堺市西区



諏訪ノ森歯科・矯正歯科:https://suwanomori-dc.info/

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